20年モノ

hongofull

2006年07月20日 12:38

フォトラバで10年モノっていうのがあったけれど、私の場合は20年モノです。海外貧乏旅行のために買った初めてのキャンプ道具の一つにコンパクトストーブがあります。貧乏バックパッカーには食費の節約のために自炊が必要でした。もちろんいまだに現役で使用可能です。



今は廃盤となった、コールマン PEAK 1 です
当時はコールマンジャパンはまだ存在せず、並行輸入品だったと思います。
ケースも専用品がなくEpigasの物を代用してます。






宿泊は主にユースホステル(日本のとは全然違います)、か安宿でユースなどは共用キッチンがあるので問題ないけれど、キッチンのない安宿などでは、こっそり部屋で、コンパクトストーブで調理したりもしました。今考えるとメチャクチャ危ないことですけどね。

最初の訪問国はオーストラリアでしたが、コンパクトストーブを使うにあたって、大問題が起きた。燃料のホワイトガソリンを手に入れるべく、街のアウトドアーショップを見つけて、店内を探したが何処にも見当たらない。
店員に「ホワイトガソリン」が欲しいと尋ねたが、置いてないと言う。
もっとも地方の小さな町だし、こっちの英会話能力は怪しいし、オーストラリア特有の訛りもあり通じていないとも思ったが、何度聞いても「nai」と言う。ちなみに英語の「NO」をオーストラリア訛りで「ナイ」と発音する。
とにかくその店には置いてないと思い、もう一軒店を探して、再び聞いてみたがやっぱり「nai」。
ストーブは売ってるのに燃料を売ってないはずはないと思い、今度はストーブを指して、これの燃料が欲しいと言うと、解ったという顔をして持ってきたものは1リットル入りぐらいの赤い液体の入ったペットボトルだった。ラベルを見ると 『SHELLITE』
と書いてあり、ホワイトガソリンという表示は何処にもなかった。

後から解った事だけれど、オーストラリアやニュージランドでは、ホワイトガソリンと言う名称はあまり一般的ではなく、ホワイトガソリン、イコール 『COLEMAN FUEL』 言うのが普通で、
むしろ一般的にはSHELLITE(シェライト或いはシェルイット)と呼び、複数の燃料メーカーが精製しているらしい。
たまたま、2軒の店にコールマンの燃料が置いてなかっただけだったのである。今では多分そんなことはないとは思うけど、どなたか今はどうなのか知ってる方がいらしたら教えて下さい。


噂の真実?
ホワイトガソリンの話題ついでに、チラッと小耳に挟んだんですが、安く手に入るらしいのです。なんでも「洗浄用ガソリン」と言ってガソリンスタンドなどで小売をしているらしい。1リットル 200~300円で。
コールマンの4リットル入りの値段を考えると半額以下。
どこのガソリンスタンドでもあるというわけではないらしいのですが、どなたかご存知ないですか?

関連記事